村社 國津神社

古来より「地主の森」といい、天照大神の御子神五柱を祭神としています。この男神五柱は、「記紀」神話によると、素盞鳴尊が天照大神と天の安河を中にはさんで誓約をしたとき、天照大神の玉を物実として成り出た神です。
天照大神の祭祀に奉じた豊鍬入姫命は崇神天皇の皇女で、その墓所が國津神社裏のホケノ山古墳であるという伝承が地元に伝わっています。境内からは弥生時代の石鏃などが出土しています。
また檜原神社とともに、当社も北緯34度32分の線上、いわゆる「太陽の道」にあたる。箸墓古墳と檜原神社の間に位置する。当社境内から弥生時代の石鏃が出土しているという。
     所在:奈良県桜井市箸中