久米田古墳群は、標高35~40m前後の岸和田市久米田山丘陵に立地しています。この丘陵は、春木川右岸に形成された独立丘陵で、その上面は南北約650m、東西約500mを測ります。丘陵の北側はなだらかに傾斜し、南側は春木川に面し急な斜面となっています。現在この丘陵上で10基の古墳の存在が確認され、久米田古墳群が形成されていますが、もとは10数基の古墳からなっていたと推測されています。4世紀中頃に築造されたと考えられています。

貝吹山古墳は、戦国時代におこった久米田合戦では、三好実休が、この古墳に砦を築き戦ったことが知られています。
光明塚古墳は、久米田寺の境内に存在します。

久米田古墳群
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