池田茶臼山古墳
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昭和32年の五月丘区画整理事業で取り壊しが予定されたが、保存運動が起こったため、翌年に発掘調査が実施されたうえで保存されている。墳形は前方部が発達しない「柄鏡式」の前方後円形、前方部を南東方向に向ける。古墳時代前期の4世紀中葉頃の築造と推定され、猪名川左岸において築造された首長墓としては、最古級に位置づけられる。