野中宮山古墳
5世紀前半の前方後円墳で、全長約154m、高さ約14.1m、墳丘は三段築成です。円筒埴輪、壺型埴輪列、家、衣蓋、盾、囲み、水鳥、鶏、馬、猪形などの形象埴輪が出土しています。
古市古墳群のほぼ中央部にあり、埋葬施設は不明ですが、竪穴式石槨の可能性があると考えられています。周濠の一部を埋め立てて公園や幼稚園などを造った複合施設になっています。古墳以外に利用されたことから形状が大きくかわっています。本来は古代有力者のお墓ですよね。しかし後円部の石室の上に野中神社があり、地域の鎮守となっています。