長塚古墳

長塚古墳(ながつかこふん)

仁徳天皇陵古墳(大仙古墳)の南南東約150m、JR阪和線百舌鳥駅のすぐ南西にある西向きの前方後円墳で、墳丘は全長約106.4m、後円部径約59.4m、高さ約8.2m、前方部幅約75.2m、高さ約8.3mの規模で2段に築成されています。
南側のくびれ部には造出しがあり、周濠はすでに埋没していて、墳丘裾まで家並みに囲まれています。円筒埴輪が採集されていますが、主体部の構造や副葬品はわかっていません。
築造時期は5世紀後半であり、埋葬施設は竪穴式石室(たてあなしきせきしつ)であることが、地中レーダー探査の成果から明らかになっている。

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