寺山南山古墳

寺山南山古墳(てらやまみなみやまこふん)

履中天皇陵古墳(ミサンザイ古墳)の外濠に接して築かれた、平面が長方形の方墳です。墳丘は2段に築かれ、南東側に造り出しが設けられています。
墳丘テラスには埴輪列が残り、造り出し近くからは家形や囲形(かこいがた)埴輪が出土しました。これら出土した埴輪や最古級の須恵器から5世紀初め頃の築造と考えられます。
 また、かつては墳丘の周りに濠が巡らされ、その一部は履中天皇陵古墳(ミサンザイ古墳)の外濠と重なることから、同古墳と関わりが深い古墳(陪塚)と考えられています。

2023/08/25 復元後

   

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2022/11/19 現在、復元工事中