文珠塚古墳

文珠塚(もんじゅづか)古墳は前方部を西に向けた前方後円墳です。百舌鳥古墳群内にあって、唯一、百済川(くだらがわ)左岸の台地上に築かれており、百済川の対岸には履中天皇陵古墳(ニサンザイ古墳)の威容を望むことができます。
古墳の周囲には水をたたえた濠がなく、後円部側のみに掘り割りが設けられています。5世紀代の須恵質の埴輪が出土していますが、埋葬施設の構造や副葬品などについてはわかっていません。

戻る